エング大臣、カナダの 2025 年大阪・関西万博参加を表明
2022年1月24日
オタワ発
グローバル連携省
万博は文化を称え、経済的な連携を深め、国際関係を強化するためのグローバルな機会です。
メアリー・エング国際貿易・輸出振興・中小企業・経済開発大臣は本日、カナダの2025年大阪・関西万博への参加を表明しました。
この重要なイベントのもと、世界中からイノベーションを紹介するために人々が日本に集い、国際的なコラボレーションが促進されます。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとするこの万博は、国連が掲げる持続可能な開発目標を軸として開催されます。
2800万人の来場を見込む2025年大阪・関西万博は、カナダのイノベーションを紹介し、国際投資を誘致するための魅力ある舞台になります。カナダの企業には、新たなビジネスチャンスを開拓し、活力に満ちたインド太平洋地域でネットワークを構築するために、この万博への参加を呼びかけます。カナダの参加は、先進技術、人工知能、観光、教育などの重要産業におけるリーダーシップを示すものとなるでしょう。
コメント
「2025年大阪・関西万博への参加は、カナダの全てを紹介するまたとない機会になると同時に、日本との間で、ひいてはインド太平洋地域との間で築いてきた経済、文化、人と人とのつながりを一層強化するための貴重な機会になります」
- メラニー・ジョリー外務大臣
「カナダは2025年大阪・関西万博への参加を通じて、この国がビジネス、投資、教育、観光、移民をするのに理想的な国だということを世界中の人々に改めて示すことができるでしょう。大阪のカナダパビリオンは、企業とイノベーターの出会いの場として機能します。これはインド太平洋、そしてその先へと広がる活気あるグローバル市場に挑む企業に門戸を開く方法のひとつでもあります」
- メアリー・エング国際貿易・輸出振興・中小企業・経済開発大臣
関連情報
- 日本は2020年の国内総生産が6.8兆カナダドルと、世界第3位の経済大国であり、カナダにとって最も重要な経済とビジネスのパートナーのひとつである。また、2020年の日本の対カナダ直接投資残高は479億カナダドルで、インド太平洋地域最大となっている。
- カナダも日本に対して大規模かつ多様な投資を行っており、カナダ企業は日本で自動車、情報通信技術、金融サービス、林産業をはじめ幅広い産業にわたって事業を展開している。
- 2021年5月、カナダと日本はインド太平洋地域における共通の利益を推進するための6つの優先協力分野について合意した。この6分野とは、法の支配、平和維持活動、平和構築及び人道支援・災害救援、エネルギー安全保障、健康安全保障及び新型コロナウイルス感染症への対応、自由貿易の促進及び貿易協定の実施、環境及び気候変動である。
- カナダは現在、2021年10月1日から2022年3月31日までアラブ首長国連邦で開催中のドバイ国際博覧会に参加している。中東およびアラビア語圏で初めて開催されるこの万博には、2500万人以上の来場が見込まれている。
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