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カナダ大使館高円宮記念ギャラリー

カナダ大使館地下2階にある高円宮記念ギャラリーでは、絵画、彫刻、写真、テキスタイル、デザインなど、カナダ人の作品を展示しています。日加関係に対する高円宮殿下のご功績を称える記念事業の一環として、2003年4月に現在の名称となりました。

カナダ大使館入館には、政府発行の写真付身分証明書(例: パスポート、運転免許証、国家資格証、在留カード、マイナンバーカード)、または身分証明書2点: 雇用保険証または健康保険証、および有効期限内の写真付身分証明書(例:企業、法人発行のもの)のご提示が必須です。

内容

お問い合わせ

カナダ大使館広報部
〒107-8503
東京都港区赤坂7-3-38
Tel:  03-5412-6200

メール: TOKYO.CC@international.gc.ca
土曜、日曜、大使館休館日は休館。

現在開催中の展覧会

EEPMON展:デジタルアートが生み出す無限の世界 

2026年1月22日 ー 5月12日

The Delightful Tea Party Bots Revised, 2022 【楽しいティーパーティーロボット 改訂版(2022年)】

カナダ人アーティスト、EEPMONのデジタルワールドへようこそ。  

EEPMONは、偶然、反復、双方向性を組み入れたコンピュータープログラムによって生み出される生成アート作品を制作しています。デジタル情報を視覚化することで、コンピューターコードがクリエイティブな共同制作者となり、精密でありながら予測不能、論理的でありながら詩的な作品をが生まれます。 

中国系カナダ人であるEEPMONの作品には、東洋と西洋の視覚文化から得たインスピレーションと、世界中から受けた影響が投影されています。 彼が渋谷と新宿を初めて訪れたときのひらめきから生まれ、長く続いている「シティ・ライツ」シリーズは、都市空間に満ち溢れる光とエネルギーを捉えています。これとは対照的に、「カオス・ブルームズ」シリーズは、有機的で流動的なフォルムが特徴です。この二つの作品群は、20年にわたるEEPMONの進化を物語っています。 

 EEPMONの作品は、デジタルプロジェクションやスクリーンを使った作品から、大規模な壁画やNFT(非代替性トークン)まで多岐にわたります。これらの空間に足を踏み入れると、彼がデジタルワールドの住人として生み出したテクノロジーとイマジネーションの境界を曖昧にする様々な架空のキャラクターたちに出会うことができます。 

EEPMONの活動は、革新性、持続可能性、異文化間の対話という価値観に根ざし、カナダ、日本、そして世界をつないでいます。カナダグースやアルファ インダストリーズをはじめとする世界ブランドとのコラボレーションには、デザイン、データ、ストーリーが交わり、文化や分野を超えて展開していく躍動が感じられます。 

本展「デジタルワールド」では、人間の想像力とデジタルインテリジェンスが融合して、流動的で境界がなく、永遠に変化し続けるアートが生み出されています。 

キュレーター: レベッカ・バシャーノ(オタワ美術館チーフキュレーター ) 

キュレーション・コーディネーション: エリン・ブルース(オタワ美術館キュレーション・コーディネーター) 

エディター: マット・ハリソン 

 翻訳、展示、制作: 在日カナダ大使館 


本展覧会は、オタワ美術館(OAG)と在日カナダ大使館 高円宮記念ギャラリーの協力により開催され、カナダの技術革新、環境意識、そして異文化交流への取組みに焦点を当てています。 

【 記 】

開催期間:2026年1月22日(木)~ 2026年5月12日(火)

開館時間:(月曜~金曜)10:00〜17:30(最終入場 17:00)

休館日:土曜、日曜、大使館休館日および臨時閉館日

場所:カナダ大使館高円宮記念ギャラリー(東京都港区赤坂7-3-38 地下鉄「青山一丁目」駅より徒歩5分)

入場無料

備考:

次の展覧会

キム・ワルドロン。ヒーローは要らない

2026年5月20日~9月23日

Flower Compost 【花のコンポスト】, Mikiko Kamada, 2022

カナダ大使館 高円宮記念ギャラリーは、カナダ人アーティスト、キム・ワルドロンによる新しい展覧会「キム・ワルドロン。ヒーローは要らない」を開催いたします。彼女の作品は、個人や地域コミュニティによる身近な取り組みが、環境変化という大きな動きの中でどのような意味を持つのかを表現するものです。「ヒーローは要らない」は、文化的、地理的な背景が異なる日本、オーストラリア、ケベックで積み重ねられてきた具体的な行動を観察し、それらをまとめて提示するプロジェクトです。

このプロジェクトは2022年、東京アーツアンドスペース(TOKAS)でのアーティスト・イン・レジデンスから始まりました。このときの経験を通じてワルドロンは、人々が気候問題にどのように向き合うかは、それぞれが持つ文化的な背景の影響を強く受けていることに気づきました。この発見は、その後ほかの地域で活動を続ける際の比較の基準となり、また同時に、「関係性」を大切にするこのプロジェクトの出発点にもなりました。

2024年夏、ワルドロンはオーストラリアのブルー・マウンテンズにあるビルピン・インターナショナル・グラウンド・フォー・クリエイティブ・イニシアティブズ (BigCi)でレジデンスを行い、『ヒーローは要らない』の制作を続けました。滞在中、鉱業や森林火災の歴史を有するこの地域で人々が取り組む森林保全の活動を記録しました。

ケベックでは、ワルドロンは2023年にテミスカミングを訪れてBois de Drave社の活動を撮影し、さらに2025年にはルーアン=ノランダで、Collectif Territoireによる取り組みを記録しました。この二つの団体は共に、産業活動が長年にわたり環境に与えてきた影響を検証する活動を行っています。

キム・ワルドロンは20年以上にわたり、作品の中に自分自身を登場させています。ただしそれは、一般的な自画像のように「自分を表す」ためではなく、現実の社会問題の中に自ら身を置くためです。「ヒーローは要らない」では、この手法をさらに広げ、自己表現を個人の主張としてではなく、多くの人や存在が関わる集団的な行動を可視化するための手段として用いています。これらの作品が示しているのは、気候変動に立ち向かうためには、一人の英雄に頼るのではなく、共有された努力が必要だということです。また同時に、「いつか救世主が現れてすべてを解決してくれる」という根強い無意識の思い込みにも疑問を投げかけています。ここには、決定的な解決策や特別な人物は登場しません。代わりに提示されているのは、人々が不完全でありながらも支え合い、時間をかけて積み重ねていく行動の力です。作品は、このような関係性の中で生まれる小さな実践こそが重要であることに気づくよう、観る人を促しています。

キュレーター

ルイーズ・デリー、ミシェル・マゲマ、アンヌ=マリー・二ナックス

キム・ワルドロン

モントリオールを拠点に活動するビジュアル・アーティスト。作品は、セルフポートレート(自画像)を通して現代社会におけるさまざまな社会的状況や問題に向き合うことを特長とする。コンコルディア大学で美術修士号(MFA)を、NSCAD大学で美術学士号(BFA)を取得。地域、国内、国際的に幅広く活動し、近年ではモントリオール美術館、CIRCA art actuel(モントリオール)、Jimei × Arles 国際写真祭(厦門)、マンズ・ドゥーヴル(パリ)、オルテガ・イ・ガセット・プロジェクツ(ニューヨーク)、ダンロップ・アート・ギャラリー(レジャイナ)などで作品を発表。ケベック州モントリオール在住。

開催期間:2026年5月20(水)~ 9月23日(水)

開館時間:(月曜~金曜)10:00〜17:30(最終入場 17:00)

休館日:土曜、日曜、大使館休館日および臨時閉館日

場所:カナダ大使館高円宮記念ギャラリー(東京都港区赤坂7-3-38 地下鉄「青山一丁目」駅より徒歩5分)

入場無料

備考:

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